当第3四半期連結累計期間におきましては、上半期における中国国内向けの販売が好調であったことなどから、過去最高の売上高となりました。
しかしながら、世界的なインフレ圧力の上昇を背景とした消費財の値上がりが続く中、高価格帯製品の需要の低迷が見られ始めたこと、人流の活発化に伴ってお客様の消費行動がモノ消費からコト消費へとシフトしていること、中国のゼロコロナ政策の大幅緩和の影響により中国国内販売の拡大がペースダウンしたことなどによって、計画を下回ることとなりました。
また、利益面においても、新カテゴリ(ヘアケア・シェーバー等)及びリピート商材への中期的な売上拡大に対する投資が先行したことや、直近の急激な為替変動の影響を受けて、想定を下回る結果となりました。
特に為替相場の変動については、11月から1月にかけての急激な円高ドル安によって保有する外貨建資産の換算差損益が一気に差損方向に振れたため、第2四半期連結累計期間までに計上した為替差益がほぼ解消されたことから、経常利益以下に大きな影響を与えました。
市場の状況についても、国内外問わず不明確・不安定な要因が多く、経済回復の重しとなっております。
このような状況をふまえ、今回、通期の業績予想の修正を行うことといたしました。
3.今後の取り組みについて
当年度は2020年11月に公表した中期経営計画の最終年度になりますが、目標として掲げた「売上高500億円、営業利益率20%以上」の達成は難しい状況となりました。
不安定な世界情勢の中、お客様の消費行動の変化や昨今の為替相場の急激な変動など、非常に予想が難しい経営環境ではありますが、当社といたしましては、改めて中長期的な成長戦略の見直しを図るとともに、新たな中期経営計画の策定を行ってまいる所存です。
また、このような状況であるからこそ、将来の業績拡大に向けた投資はしっかりと実行していきたいと考えており、特に新カテゴリであるヘアケア・シェーバーへの広告宣伝、更なる新カテゴリ創出に向けた技術開発、グローバル展開強化のための各種認証取得への対応については、積極的に投資を続けてまいる所存です。
なお、当社は外貨建の売上・仕入が多く、ある程度の外貨建預金を保有せざるを得ない状況ですが、為替相場の変動や残高水準を注視しながら適宜円貨への転換を行うなどして、リスクの極小化を図ってまいります。
以上
【ご参考】
・中期経営計画:https://www.ya-man.co.jp/ir-info/policy/medium-term-mng-plan/
・中期投資計画:https://www.ya-man.co.jp/wp/wp-content/uploads/investment_plan_20220614.pdf
【製品情報】
・ヘアケア:https://www.ya-man-tokyo-japan.com/products/hair.html
・シェーバー:https://www.ya-man-tokyo-japan.com/special/shaver/rfshaver2022/