○添付資料の目次

 

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………2

(1)当四半期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2

(2)当四半期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2

(3)当四半期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3

(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………………3

2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………4

(1)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………4

(2)要約四半期連結財政状態計算書 ……………………………………………………………………6

(3)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………………8

(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………9

(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………11

継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………11

セグメント情報) ……………………………………………………………………………………11

 

 

1.経営成績等の概況

 

(1)当四半期の経営成績の概況

当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)の業績は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

当第3四半期

連結累計期間

前第3四半期

連結累計期間

増減

増減率(%)

売上収益

338,347

219,626

118,721

54.1

営業利益

146,473

60,422

86,051

142.4

コア営業利益

144,029

61,917

82,112

132.6

税引前四半期利益

198,786

74,784

124,002

165.8

親会社の所有者に帰属する
四半期利益

157,729

71,000

86,728

122.2

 

※ 会社の経常的な収益性を示す利益指標として「コア営業利益」を設定し、これを当社独自の業績管理指標として採用しております。「コア営業利益」は、営業利益から非経常的な項目(減損損失、有形固定資産売却益等)を調整した利益となります。

 

売上収益につきましては、前年同期比54.1%の増収となりました。COVID-19関連製品につきましては、厚生労働省と締結した国内供給に関する契約に基づき、日本国政府によるCOVID-19治療薬ゾコーバの200万人分の購入が行われ1,000億円の売上収益を計上しました。国内医療用医薬品の売上収益につきましては、インチュニブの売上収益が拡大しましたが、サインバルタの後発品参入の影響及び第2四半期に発生したゾフルーザ、ラピアクタの返品による売上収益の減少により前年同期比21.4%の減収となりました。海外子会社及び輸出の売上収益につきましては、前第1四半期に米国においてFORTAMETの販売権等の移管に関する一時金を受領した影響を受けたものの、多剤耐性グラム陰性菌に効果を示すセフィデロコル(米国の製品名:Fetroja、欧州の製品名:Fetcroja)が欧米で引き続き好調に推移した結果、前年同期比16.9%の増収となりました。ロイヤリティー収入につきましては、ドウベイト、カベヌバなどを中心にヴィーブに導出したHIVフランチャイズの売上が伸長したことや為替の影響により前年同期比28.7%の増収となりました。

利益面につきましては、COVID-19に対する治療薬、ワクチン等の最優先課題や注力プロジェクトへの投資により研究開発費が増加しましたが、前述の売上収益の増加により、営業利益は前年同期比142.4%と大幅な増益となりました。コア営業利益は、第2四半期に発生した投資不動産の売却益をはじめ非経常的な項目を調整した結果、前年同期比で132.6%の大幅増益となりました。税引前四半期利益につきましては、ヴィーブによるHIVフランチャイズの売上が順調に伸長したことと、ヴィーブがギリアドとの訴訟の和解に伴う一時金を受領したことによる配当金の増加、前第4四半期に受領予定であったヴィーブからの配当金を第1四半期に受領したことにより、前年同期比165.8%の増益となりました。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては、前第1四半期に大阪国税局からの更正処分に対する取消請求訴訟の勝訴に関する還付金を受領した影響により、前年同期比122.2%の増益となりました。

 

(2)当四半期の財政状態の概況

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は1兆2,616億16百万円で、前連結会計年度末に比べて1,110億14百万円増加しました。

非流動資産は、仕掛研究開発資産等の無形資産の増加により5,120億64百万円となり、前連結会計年度末に比べて206億68百万円の増加となりました。流動資産は棚卸資産の増加、営業債権の増加、現金及び現金同等物、3ヶ月超の定期預金及び債券(流動資産のその他の金融資産に含みます)の増減等の結果、7,495億52百万円となり、前連結会計年度末に比べて903億46百万円増加しました。

資本については1兆785億26百万円となり、四半期利益の計上、配当金の支払、自己株式の取得、在外営業活動体の外貨換算差額(その他の資本の構成要素に含みます)の増加及び子会社における第三者割当による非支配持分の増加により、前連結会計年度末に比べて852億41百万円増加しました。

負債については1,830億89百万円で、前連結会計年度末に比べて257億73百万円増加しました。

非流動負債は、377億67百万円で、前連結会計年度末に比べて48億47百万円の増加となりました。流動負債は1,453億22百万円で、前連結会計年度末に比べて209億26百万円の増加となりました。

 

(3)当四半期のキャッシュ・フローの概況

当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益の計上、ヴィーブからの受取配当金の増加、営業債権の増加及び棚卸資産の増加等により、前年同期に比べ396億77百万円多い1,163億87百万円の収入となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、無形資産の取得、定期預金の増減等により、前年同期に比べ386億65百万円少ない792億98百万円の支出となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、子会社における第三者割当による増資があった一方で、自己株式の取得による支出の増加により、前年同期に比べ478億99百万円多い836億33百万円の支出となりました。

これらを合わせた当第3四半期連結累計期間の現金及び現金同等物の増減額は357億51百万円の減少となり、当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の四半期末残高は、2,186億69百万円となりました。

 

(4)今後の見通し

最近の業績動向等を踏まえ、2022年10月24日に公表しました2023年3月期の連結業績予想を下記の通り修正しましたので、お知らせいたします。

 

1. 業績予想の修正について

2023年3月期通期連結業績予想の修正(2022年4月1日~2023年3月31日)

 

売上収益

(百万円)

営業利益

(百万円)

税引前利益

(百万円)

親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)

基本的1株当たり当期利益

(円)

前回発表予想(A)

410,000

120,000

174,000

142,000

471.58

今回修正予想(B)

421,000

147,000

210,000

170,000

568.87

増減額(B-A)

11,000

27,000

36,000

28,000

増減率(%)

2.7

22.5

20.7

19.7

(ご参考)前期実績

(2022年3月期)

335,138

110,312

126,268

114,185

378.75

(ご参考)

 対前年増減率(%)

25.6

33.3

66.3

48.9

 

 

2. 業績予想修正の理由

当第3四半期連結累計期間において、ヴィーブによるHIVフランチャイズの売上がドウベイト、カベヌバなどの新製品を中心に大きく伸長し、ロイヤリティー収入及び受取配当金が従来予想を超過しました。また、欧米におけるセフィデロコルの販売を含むベースビジネスは堅調な推移を示しております。

さらに、年間の研究開発費として過去最大規模となる先行投資を続けてきたゾコーバにつきまして、2022年11月22日付で国内の製造販売承認を取得し、日本政府との間で計200万人分の購入契約を締結しました。COVID-19関連製品の収益については、承認取得時期や購入量など不確定な要素が多く、原価、販売費・一般管理費などの費用面を中心に保守的な予想を算出していたため、各利益項目が従来予想を上振れる見込みです。ゾコーバのグローバル展開については、開発や生産体制の構築、提供に関する各国政府との協議も順調に進展しており、さらなる増収も期待されます。

また、成長投資として当期に一定額の投資を見込んでおりましたが、COVID-19関連事業を優先しているために一部が次年度に移行し、販売費・一般管理費が減少する見込みです。一方で、COVID-19関連プロジェクトを含む今後の成長ドライバーへの投資は引き続き積極的に行っていくことから、研究開発費は増加する見込みです。これらの経費は引き続き全体として適正にコントロールしてまいります。

以上の結果、売上収益及び各利益項目について2022年10月24日に公表した業績予想を上方修正いたします。修正予想においては、売上収益及び各利益項目はいずれも対前年比で増収増益となる見込みです。なお、今回修正を行った業績予想を達成した場合には、売上収益及び各利益項目はいずれも創業以来の最高業績となります。

 

2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書

(要約四半期連結損益計算書)

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

売上収益

219,626

338,347

売上原価

△39,853

△44,566

売上総利益

179,772

293,781

販売費及び一般管理費

△66,542

△70,686

研究開発費

△48,219

△74,808

製品に係る無形資産償却費

△2,479

△2,874

その他の収益

1,741

3,632

その他の費用

△3,850

△2,570

営業利益

60,422

146,473

金融収益

15,017

53,140

金融費用

△655

△827

税引前四半期利益

74,784

198,786

法人所得税費用

△4,052

△41,013

四半期利益

70,731

157,773

 

 

 

四半期利益の帰属

 

 

親会社の所有者

71,000

157,729

非支配持分

△269

43

四半期利益

70,731

157,773

 

 

 

1株当たり四半期利益

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

235.51

527.81

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

235.43

527.63

 

 

 

(要約四半期連結包括利益計算書)

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

四半期利益

70,731

157,773

その他の包括利益

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品の公正価値の純変動額

△6,106

△768

確定給付制度の再測定

828

△1,265

純損益に振り替えられることのない項目合計

△5,278

△2,034

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

在外営業活動体の外貨換算差額

12,500

8,615

キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分

2,836

1,476

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

15,337

10,091

税引後その他の包括利益合計

10,058

8,056

四半期包括利益

80,790

165,830

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

親会社の所有者

80,642

164,133

非支配持分

147

1,696

四半期包括利益

80,790

165,830

 

 

 

(2)要約四半期連結財政状態計算書

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2022年12月31日)

資産

 

 

非流動資産

 

 

有形固定資産

108,893

110,309

のれん

9,638

10,075

無形資産

81,223

108,208

使用権資産

3,524

5,671

投資不動産

26,672

25,617

その他の金融資産

242,479

236,271

繰延税金資産

12,907

9,660

その他の非流動資産

6,055

6,250

非流動資産合計

491,396

512,064

流動資産

 

 

棚卸資産

45,892

58,688

営業債権

122,965

164,334

その他の金融資産

210,757

273,396

未収法人所得税

51

24

その他の流動資産

25,117

34,437

現金及び現金同等物

254,420

218,669

流動資産合計

659,205

749,552

資産合計

1,150,601

1,261,616

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2022年12月31日)

資本及び負債

 

 

資本

 

 

資本金

21,279

21,279

資本剰余金

14,455

15,204

自己株式

△57,857

△89,349

利益剰余金

832,958

937,461

その他の資本の構成要素

164,824

170,645

親会社の所有者に帰属する持分

975,661

1,055,240

非支配持分

17,624

23,286

資本合計

993,285

1,078,526

負債

 

 

非流動負債

 

 

リース負債

3,729

5,879

その他の金融負債

5,616

4,792

退職給付に係る負債

15,412

17,505

繰延税金負債

7,807

8,254

その他の非流動負債

354

1,335

非流動負債合計

32,920

37,767

流動負債

 

 

リース負債

2,945

2,778

営業債務

16,372

16,780

その他の金融負債

22,027

19,406

未払法人所得税

17,973

31,020

その他の流動負債

65,078

75,336

流動負債合計

124,396

145,322

負債合計

157,316

183,089

資本及び負債合計

1,150,601

1,261,616

 

 

 

(3)要約四半期連結持分変動計算書

前第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

資本金

資本

剰余金

自己株式

利益

剰余金

その他の

資本の

構成要素

親会社の

所有者に

帰属する

持分

非支配

持分

資本合計

2021年4月1日残高

21,279

13,733

△57,989

752,248

116,836

846,108

18,442

864,550

四半期利益

 

 

 

71,000

 

71,000

△269

70,731

税引後その他の包括利益合計

 

 

 

 

9,642

9,642

416

10,058

四半期包括利益

-

-

-

71,000

9,642

80,642

147

80,790

自己株式の取得

 

 

△10

 

 

△10

 

△10

自己株式の処分

 

△5

147

 

 

141

 

141

配当金

 

 

 

△33,162

 

△33,162

 

△33,162

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

828

△828

-

 

-

その他

 

955

 

△5

 

949

△949

-

2021年12月31日残高

21,279

14,683

△57,853

790,909

125,650

894,670

17,639

912,309

 

 

当第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

資本金

資本

剰余金

自己株式

利益

剰余金

その他の

資本の

構成要素

親会社の

所有者に

帰属する

持分

非支配

持分

資本合計

2022年4月1日残高

21,279

14,455

△57,857

832,958

164,824

975,661

17,624

993,285

四半期利益

 

 

 

157,729

 

157,729

43

157,773

税引後その他の包括利益合計

 

 

 

 

6,404

6,404

1,652

8,056

四半期包括利益

-

-

-

157,729

6,404

164,133

1,696

165,830

自己株式の取得

 

 

△49,415

 

 

△49,415

 

△49,415

自己株式の処分

 

31

170

 

 

202

 

202

信託への自己株式の処分

 

△17,749

17,752

 

 

3

 

3

配当金

 

 

 

△36,156

 

△36,156

 

△36,156

支配継続子会社に対する持分変動

 

748

 

 

 

748

3,965

4,714

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

583

△583

-

 

-

その他

 

17,717

 

△17,653

 

63

 

63

2022年12月31日残高

21,279

15,204

△89,349

937,461

170,645

1,055,240

23,286

1,078,526

 

 

 

(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前四半期利益

74,784

198,786

減価償却費及び償却費

12,029

12,950

減損損失

135

-

金融収益及び金融費用

△14,626

△53,546

営業債権及びその他の債権の増減額
(△は増加)

△1,283

△40,623

棚卸資産の増減額(△は増加)

△3,195

△12,450

営業債務及びその他の債務の増減額
(△は減少)

6,152

13,408

その他

10,324

△11,733

小計

84,319

106,791

利息及び配当金の受取額

18,972

37,694

利息の支払額

△131

△56

法人所得税の支払額

△39,715

△28,042

法人所得税の還付額

13,264

-

営業活動によるキャッシュ・フロー

76,709

116,387

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

定期預金の預入による支出

△256,331

△339,308

定期預金の払戻による収入

188,901

264,372

有形固定資産の取得による支出

△17,579

△10,122

無形資産の取得による支出

△3,890

△24,366

投資の取得による支出

△89,796

△60,637

投資の売却及び償還による収入

61,300

86,964

その他

△566

3,798

投資活動によるキャッシュ・フロー

△117,964

△79,298

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

リース負債の返済による支出

△2,556

△2,650

自己株式の取得による支出

△10

△49,535

配当金の支払額

△33,166

△36,164

非支配持分からの払込による収入

-

4,714

その他

-

3

財務活動によるキャッシュ・フロー

△35,733

△83,633

現金及び現金同等物の為替変動による影響

2,097

10,793

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△74,890

△35,751

現金及び現金同等物の期首残高

276,173

254,420

現金及び現金同等物の四半期末残高

201,282

218,669

 

 

 

(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報)

当社グループは、医療用医薬品の研究開発、仕入、製造、販売並びにこれらの付随業務を事業内容とする単一事業であります。製品別の販売状況、会社別の利益などの分析は行っておりますが、事業戦略の意思決定、研究開発費を中心とした経営資源の配分は当社グループ全体で行っており、従って、セグメント情報の開示は省略しております。