○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2

(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2

(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………5

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………5

(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………6

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………6

2.経営方針 ………………………………………………………………………………………………7

(1)会社の経営の基本方針 …………………………………………………………………………7

(2)目標とする経営指標と中長期的な会社の経営戦略及び会社が対処すべき課題 …………7

3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………7

4.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………8

(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………8

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………10

(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………12

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………14

(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………16

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………16

(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………16

(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………16

(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………17

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………21

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………21

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における世界経済は、各国での経済活動の制限緩和に伴い、緩やかな回復が続きました。一方で、急速なインフレ進行を背景とした各国での政策金利の上昇、ロシアのウクライナ侵攻の長期化といった地政学リスクの影響などもあり、年後半には景気減速の動きがみられ、先行きが不透明で予断の許さない状況が続きました。

かかる状況下、当社グループは、当期からスタートした中期経営計画「PASSION 2026」に掲げる3つの挑戦、①機会としてのサステナビリティ、②ネットワーキングから始めるイノベーション、③人と組織のトランスフォーメーション、を推進しました。また、これまでに構築してきたグローバルネットワークを活かし、付加価値の高い製品の安定供給に注力するとともに、原燃料価格高騰の影響を受けた製品の価格改定を進めました。

その結果、当社グループの業績においては、売上高は756,376百万円(前年同期は629,370百万円)、営業利益は87,139百万円(同72,256百万円)、経常利益は84,060百万円(同68,765百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は54,307百万円(同37,262百万円)となりました。なお、当連結会計年度において、米国子会社の一部生産設備の停止などに伴う操業休止関連費用として5,785百万円を特別損失に計上しました。

また、2022年1月1日に組織改定を行い、アクア事業のセグメント区分を「その他」から「機能材料」に変更しました。加えて、一部の内部取引利益の消去について、各セグメント及び全社への配分方法を変更しました。当連結会計年度の比較及び分析は、これらの変更を反映した数字に基づいています。さらに、2022年1月1日から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用していますが、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従い、前連結会計年度においては、新たな会計方針を遡及適用していません。トレーディングセグメント及び調整額の当連結会計年度の売上高が前期に比べ大きく変動していますが、これは主に、トレーディングセグメントにおける代理人取引の売上高の計上額について、収益認識会計基準等の適用により、取引総額から純額へと変更したことによるものです。なお、当該変更により、従来の方法に比べてトレーディングセグメントの売上高が84,985百万円減少しています。

 

(単位:百万円)

 

2021年度

2022年度

増減

売上高

営業利益

売上高

営業利益

売上高

営業利益

ビニルアセテート

304,690

58,255

385,345

77,547

80,655

19,292

イソプレン

61,940

6,080

65,635

4,270

3,695

△1,809

機能材料

142,366

8,673

174,059

8,574

31,692

△99

繊維

61,082

5,608

66,859

6,736

5,776

1,127

トレーディング

144,027

4,842

58,844

5,121

△85,182

279

その他

44,327

1,206

52,051

2,679

7,723

1,473

消去又は全社

△129,064

△12,409

△46,420

△17,792

82,644

△5,382

合計

629,370

72,256

756,376

87,139

127,005

14,882

 

 

[ビニルアセテート]

当セグメントの売上高は385,345百万円(前年同期は304,690百万円)、営業利益は77,547百万円(同58,255百万円)となりました。

画像

 

① ポバール樹脂は、米国子会社の一部生産設備の不具合による停止や、年後半の需要減退により販売量が減少しました。一方、原燃料価格高騰を受け、製品価格の改定を進めると同時に高付加価値品へのシフトを進めました。光学用ポバールフィルムは、年央以降液晶パネルの在庫調整の影響を受け、出荷が大幅に減少しました。なお、テレビ用パネル大型化のニーズに対応するため、倉敷事業所での設備投資(2024年央稼働予定、2022年5月9日公表)を決定しました。高機能中間膜は、PVBフィルムが北米の建築向けを中心に堅調に推移しました。水溶性ポバールフィルムは、洗濯用個包装洗剤向けの販売が堅調でした。

② EVOH樹脂〈エバール〉は、食品用途が好調で販売量が増加したことに加え、製品価格の改定を進めました。旺盛な需要に対応するため、生産性向上に努めるとともに欧米での能力増強投資を決定しました。

 

[イソプレン]

当セグメントの売上高は65,635百万円(前年同期は61,940百万円)、営業利益は4,270百万円(同6,080百万円)となりました。

画像

① イソプレンケミカル、エラストマーは、原燃料価格高騰を受け製品価格の改定を進めました。一方で、一時的な原料調達難や、年後半の需要減退により販売量が減少しました。

② 耐熱性ポリアミド樹脂〈ジェネスタ〉は、自動車部材や電気・電子デバイスの在庫調整などの影響を受け販売量が減少しました。

 

[機能材料]

当セグメントの売上高は174,059百万円(前年同期は142,366百万円)、営業利益は8,574百万円(同8,673百万円)となりました。

画像

メタアクリルは、電気・電子デバイスの在庫調整などの影響を受け販売量が減少したことに加え、原料高と市況悪化の影響を受けました

② メディカルは、国内外で審美治療用歯科材料の販売が拡大しました。

③ 環境ソリューションは、欧米を中心に飲料水や工業用途の需要が増え、活性炭の販売が拡大しました。また、原燃料価格高騰を受け、製品価格の改定を進めました。

④ アクアは、中空糸水処理膜の需要が堅調に推移しました。

 

[繊維]

当セグメントの売上高は66,859百万円(前年同期は61,082百万円)、営業利益は6,736百万円(同5,608百万円)となりました。

 

 

画像

① 人工皮革〈クラリーノ〉は、車両用途及びラグジュアリー用途で販売が拡大しました。

② 繊維資材は、ビニロンが自動車生産回復の遅れや、年後半には景気減速の影響を受けました。一方、〈ベクトラン〉は輸出を中心に販売が順調に推移しました。

③ 生活資材は、〈クラフレックス〉の衛生用途で出荷が増えたものの、外食産業の需要が低調でした。

 

[トレーディング]

当セグメントの売上高は58,844百万円(前年同期は144,027百万円)、営業利益は5,121百万円(同4,842百万円)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は84,985百万円減少しています。

画像

① 繊維関連事業は、ウェアラブル等のスポーツ衣料を中心に販売が拡大しました

② 樹脂・化成品関連事業は、年前半はアジア市場で順調に推移したものの、年後半は景気減速の影響を受けました

 

[その他]

その他事業は、国内関連会社の販売が回復し、売上高は52,051百万円(前年同期は44,327百万円)、営業利益は2,679百万円(同1,206百万円)となりました。

画像

 

(2)当期の財政状態の概況

総資産は、棚卸資産の増加67,728百万円、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会計年度末は受取手形及び売掛金)の増加21,247百万円、建設仮勘定の増加20,105百万円及び機械装置及び運搬具(純額)の増加18,700百万円等の一方、現金及び預金の減少28,218百万円等により前連結会計年度末比130,518百万円増1,221,533百万円となりました。負債は、その他固定負債の増加12,488百万円、コマーシャル・ペーパーの増加10,000百万円及び社債の発行10,000百万円等により前連結会計年度末比41,586百万円増552,998百万円となりました。

純資産は、前連結会計年度末比88,932百万円増加し、668,534百万円となりました。自己資本は646,750百万円となり、自己資本比率は52.9%となりました。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

[営業活動によるキャッシュ・フロー]

税金等調整前当期純利益77,997百万円に対して、減価償却費65,456百万円、売上債権の増加12,500百万円、棚卸資産の増加54,716百万円及び法人税等の支払額19,453百万円等により、営業活動によるキャッシュ・フローは51,727百万円の収入となりました。

[投資活動によるキャッシュ・フロー]

有形及び無形固定資産の取得による支出71,635百万円等により、投資活動によるキャッシュ・フローは68,624百万円の支出となりました。

[財務活動によるキャッシュ・フロー]

長期借入れ49,375百万円、コマーシャル・ペーパーの純増額10,000百万円及び社債の発行10,000百万円等の収入に対して、長期借入金の返済55,013百万円、自己株式の取得10,002百万円及び配当金の支払額13,908百万円等の支出により、財務活動によるキャッシュ・フローは12,053百万円の支出となりました。

以上の要因に加え、現金及び現金同等物に係る換算差額等により、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より23,870百万円減少して、127,616百万円となりました。

(単位:百万円)

 

2021年12月期

2022年12月期

営業活動によるキャッシュ・フロー

78,221

51,727

投資活動によるキャッシュ・フロー

△65,595

△68,624

財務活動によるキャッシュ・フロー

△47,447

△12,053

現金及び現金同等物に係る換算差額

4,224

4,943

現金及び現金同等物の増減額

△30,596

△24,006

現金及び現金同等物の期首残高

182,084

151,487

新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額

136

現金及び現金同等物の期末残高

151,487

127,616

 

<ご参考> キャッシュ・フロー関連指標の推移

 

2018年12月期

2019年12月期

2020年12月期

2021年12月期

2022年12月期

自己資本比率(%)

58.6

53.0

47.4

51.3

52.9

時価ベースの自己資本比率(%)

57.1

46.2

35.9

31.5

29.0

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)

2.9

2.5

4.3

3.9

6.3

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)

62.7

68.5

57.0

50.9

43.6

 

(注)自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い

1.各指標は、いずれも連結ベースの財務諸表数値により計算しています。

2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しています。

3.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しています。

4.有利子負債は、短期借入金、コマーシャル・ペーパー、長期借入金及び社債の合計額を使用しています。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しています。

 

(4)今後の見通し

次期の経済環境は、ロシア・ウクライナ情勢を始めとする地政学リスクに加え、欧米を中心とした金融引き締めによる景気減速のリスクが残るものの、年後半には回復基調に転じることが期待されます。

かかる環境下、当社グループでは、中期経営計画「PASSION 2026」に沿って各施策を推進するとともに、需要やサプライチェーンの動向に留意しながら、グループ総合力を活かし、付加価値の高い製品を安定的に供給していきます。また、イソプレン タイ拠点、水溶性ポバールフィルム ポーランド新工場、米国での活性炭製造設備などを安全に立ち上げ、早期収益化につなげます

これらの状況を踏まえた次期の見通しは以下のとおりです。

                      (単位:億円、単位未満四捨五入)

 

2022年度

2023年度予想

前期比
(増減率)

売上高

7,564

8,300

9.7%

 営業利益

871

840

△3.6%

 経常利益

841

790

△6.0%

 親会社株主に

 帰属する当期純利益

543

510

△6.1%

 

次期の業績予想にあたり、前提としている平均為替は1USD130円、1EUR140円、国産ナフサは69千円/klです。

 

<ご参考> 2023年度 セグメント別業績予想

                                (単位:億円、単位未満四捨五入)

 

売上高

営業利益

2022年度

2023年度予想

2022年度

2023年度予想

ビニルアセテート

3,853

4,300

775

790

イソプレン

656

780

43

10

機能材料

1,741

1,950

86

90

繊維

669

720

67

55

トレーディング

588

630

51

52

その他

521

410

27

10

消去又は全社

△464

△490

△178

△167

合計

7,564

8,300

871

840

 

 

注:上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいており、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なることがあります。

 

 

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社は株主の皆様に対する利益配分を経営の重要課題と位置付け、中期経営計画「PASSION 2026」(2022年度~2026年度)期間中においては、親会社株主に帰属する当期純利益に対する総還元性向35%以上、かつ1株につき年間配当金40円以上を基本方針としています。

2022年度の配当につきましては、前回予想を修正し1株につき中間配当金は21円、期末配当金は23円、年間配当金は44円とさせていただく予定です。なお、2022年2月9日開催の取締役会において自己株式の取得を決議し、自己株式9,424千株、9,999百万円の取得を行いました。

2023年度の配当につきましては、1株につき中間配当金は24円、期末配当金は24円とし、年間配当金は48円とする予定です。

 

2.経営方針

(1)会社の経営の基本方針

クラレグループは、企業ステートメントの使命「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」のもと、創立100周年となる2026年度に向けた長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』で掲げる「独自の技術に新たな要素を取り込み、顧客、社会、地球に貢献し、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」を目指しています。

 

(2)目標とする経営指標と中長期的な会社の経営戦略及び会社が対処すべき課題

当社グループは、この長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』の実現に向けて、2022年度から始まった5か年の中期経営計画「PASSION 2026」で以下3つの挑戦を設定しています。

① 機会としてのサステナビリティ

サステナビリティを機会としてとらえ、グループ一丸となって推進します。

② ネットワーキングから始めるイノベーション

社内・社外を問わず、人と人、技術と技術をつなげることで、新たな成長のドライバーを生み出します。

③ 人と組織のトランスフォーメーション

デジタルでプロセスを変え、多様性で発想の幅を広げ、人と組織に変革をもたらします。

中期経営計画「PASSION 2026」の2年目となる2023年度は、イソプレン タイ拠点、水溶性ポバールフィルム ポーランド新工場、米国での活性炭製造設備などを確実に立ち上げるとともに、成長事業への重点的な資源配分により事業ポートフォリオの高度化を図ります。当社グループは創立100周年となる2026年度に向け、持続的に成長するスペシャリティ化学企業として今後も挑戦し続けます。

また、当社グループは創業当時から、事業活動を通じ自然環境・生活環境の向上を目指すことで社会のサステナブルな発展に貢献する経営を行ってきました。サステナビリティを重要な経営戦略の一つと捉え、当社と社会が持続的に発展するための優先すべき重要課題(マテリアリティ)を経営レベルで選定し、課題の解決に全社的に取り組んでいます。
 中期経営計画「PASSION 2026」においては、当社グループが取り組むサステナビリティに関連する施策を「サステナビリティ中期計画」としてまとめています。
 気候変動については気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明し、TCFDが推奨する「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の4項目で開示の充実に努めています。当社グループはサステナビリティを積極的に推進し、独自性の高い技術と製品で自然環境と人々の豊かな生活に貢献してまいります。当社グループのサステナビリティに関する取り組みの詳細やTCFDの枠組みに基づく開示については、当社のホームページに掲載しています。
クラレレポート(統合報告書) https://www.kuraray.co.jp/csr/report_backnumber
サステナビリティウェブサイト https://www.kuraray.co.jp/csr
サステナビリティ中期計画   https://www.kuraray.co.jp/csr/report2022/4p-model

なお、2018年5月に米国子会社で外部委託業者の作業員に負傷を伴う火災事故が発生し、損害賠償を求める民事訴訟が提起されていますが、現在は一部の原告についてのみ係属中です。このような事故を起こさないために、2019年度から開始した海外主要化学プラントの安全監査を継続し、安全対策の見直し・強化を図っています。また、定期的にリスクアセスメントを実施し、抽出されたリスクについては想定される被害の大きさや現状の安全対策のレベルに応じて追加対策を講じリスクの低減に努めています。加えて、2022年度に化学プラントと活性炭プラントを対象とするグローバルプロセスセーフティマネジメント監査チームを新たに設置し、活動を開始しました。保安防災に精通した同チームによる組織横断的な活動を通じて多面的に課題を抽出・把握するとともに、改善に向けた知見の情報共有・水平展開を強化します。

 

3.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、日本基準を適用しています。国際財務報告基準(IFRS)の適用等については、国内外の諸情勢を考慮しながら検討を進めています。

 

 

4.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

151,942

123,724

 

 

受取手形及び売掛金

135,768

-

 

 

受取手形、売掛金及び契約資産

-

157,016

 

 

有価証券

3,855

4,852

 

 

商品及び製品

103,505

145,851

 

 

仕掛品

15,699

19,078

 

 

原材料及び貯蔵品

38,100

60,104

 

 

その他

21,745

23,815

 

 

貸倒引当金

△443

△510

 

 

流動資産合計

470,174

533,933

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

88,801

94,745

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

200,500

219,200

 

 

 

土地

22,648

23,264

 

 

 

建設仮勘定

117,319

137,424

 

 

 

その他(純額)

25,997

37,926

 

 

 

有形固定資産合計

455,266

512,562

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

52,635

56,058

 

 

 

顧客関係資産

29,176

30,432

 

 

 

その他

32,243

34,993

 

 

 

無形固定資産合計

114,055

121,484

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

25,689

23,194

 

 

 

長期貸付金

121

97

 

 

 

退職給付に係る資産

3,066

2,104

 

 

 

繰延税金資産

13,980

16,718

 

 

 

その他

8,686

11,458

 

 

 

貸倒引当金

△26

△20

 

 

 

投資その他の資産合計

51,517

53,553

 

 

固定資産合計

620,839

687,600

 

資産合計

1,091,014

1,221,533

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

49,641

52,717

 

 

短期借入金

34,480

34,480

 

 

コマーシャル・ペーパー

-

10,000

 

 

1年内償還予定の社債

-

10,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

55,013

30,434

 

 

未払費用

19,863

21,075

 

 

未払法人税等

13,133

11,370

 

 

賞与引当金

7,996

9,132

 

 

その他の引当金

89

111

 

 

その他

39,246

42,008

 

 

流動負債合計

219,464

221,330

 

固定負債

 

 

 

 

社債

60,000

60,000

 

 

長期借入金

157,945

179,491

 

 

繰延税金負債

12,022

17,279

 

 

役員退職慰労引当金

375

294

 

 

環境対策引当金

365

397

 

 

退職給付に係る負債

25,629

25,626

 

 

資産除去債務

4,821

5,303

 

 

その他

30,787

43,275

 

 

固定負債合計

291,947

331,668

 

負債合計

511,411

552,998

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

88,955

88,955

 

 

資本剰余金

87,166

87,152

 

 

利益剰余金

359,898

399,910

 

 

自己株式

△15,885

△25,735

 

 

株主資本合計

520,134

550,282

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

7,273

5,769

 

 

繰延ヘッジ損益

219

611

 

 

為替換算調整勘定

34,648

90,555

 

 

退職給付に係る調整累計額

△2,291

△468

 

 

その他の包括利益累計額合計

39,850

96,467

 

新株予約権

414

341

 

非支配株主持分

19,203

21,443

 

純資産合計

579,602

668,534

負債純資産合計

1,091,014

1,221,533

 

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

連結損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自2021年1月1日

 至2021年12月31日)

当連結会計年度

(自2022年1月1日

 至2022年12月31日)

売上高

629,370

756,376

売上原価

425,234

514,713

売上総利益

204,136

241,663

販売費及び一般管理費

 

 

 

販売費

38,721

46,678

 

一般管理費

93,157

107,845

 

販売費及び一般管理費合計

131,879

154,524

営業利益

72,256

87,139

営業外収益

 

 

 

受取利息

141

450

 

受取配当金

553

714

 

持分法による投資利益

261

271

 

投資事業組合運用益

79

382

 

その他

1,403

1,708

 

営業外収益合計

2,439

3,527

営業外費用

 

 

 

支払利息

1,627

1,457

 

為替差損

188

1,021

 

固定資産廃棄損

639

986

 

その他

3,475

3,140

 

営業外費用合計

5,930

6,606

経常利益

68,765

84,060

特別利益

 

 

 

投資有価証券売却益

563

2,614

 

受取保険金

544

1,415

 

補助金収入

510

-

 

移転補償金

422

-

 

特別利益合計

2,040

4,030

特別損失

 

 

 

操業休止関連費用

1,350

5,785

 

訴訟関連損失

4,296

1,819

 

減損損失

1,569

1,385

 

災害損失

3,284

653

 

固定資産廃棄損

1,183

450

 

固定資産圧縮損

423

-

 

特別損失合計

12,108

10,094

税金等調整前当期純利益

58,697

77,997

法人税、住民税及び事業税

19,718

21,232

過年度法人税等

1,386

-

法人税等調整額

△767

1,155

法人税等合計

20,336

22,388

当期純利益

38,360

55,608

非支配株主に帰属する当期純利益

1,098

1,300

親会社株主に帰属する当期純利益

37,262

54,307

 

 

 

連結包括利益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自2021年1月1日

 至2021年12月31日)

当連結会計年度

(自2022年1月1日

 至2022年12月31日)

当期純利益

38,360

55,608

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

426

△1,504

 

繰延ヘッジ損益

793

645

 

為替換算調整勘定

33,130

56,798

 

退職給付に係る調整額

3,030

1,822

 

その他の包括利益合計

37,380

57,762

包括利益

75,741

113,371

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る包括利益

74,491

110,925

 

非支配株主に係る包括利益

1,249

2,446

 

 

 

(3)連結株主資本等変動計算書

 前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

88,955

87,178

336,050

△16,006

496,177

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△13,414

 

△13,414

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

37,262

 

37,262

自己株式の取得

 

 

 

△2

△2

自己株式の処分

 

△12

 

123

111

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

-

△12

23,847

120

23,956

当期末残高

88,955

87,166

359,898

△15,885

520,134

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配

株主持分

純資産合計

その他

有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ

損益

為替換算

調整勘定

退職給付

に係る

調整累計額

その他の

包括利益

累計額合計

当期首残高

6,847

△376

1,470

△5,321

2,620

328

16,354

515,481

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

△13,414

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

37,262

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

△2

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

111

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

426

595

33,178

3,030

37,229

86

2,848

40,165

当期変動額合計

426

595

33,178

3,030

37,229

86

2,848

64,121

当期末残高

7,273

219

34,648

△2,291

39,850

414

19,203

579,602

 

 

 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

88,955

87,166

359,898

△15,885

520,134

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

△388

 

△388

会計方針の変更を反映した当期首残高

88,955

87,166

359,509

△15,885

519,745

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△13,908

 

△13,908

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

54,307

 

54,307

新規連結による変動額

 

 

2

 

2

自己株式の取得

 

 

 

△10,002

△10,002

自己株式の処分

 

△14

 

152

138

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

-

△14

40,401

△9,849

30,537

当期末残高

88,955

87,152

399,910

△25,735

550,282

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配

株主持分

純資産合計

その他

有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ

損益

為替換算

調整勘定

退職給付

に係る

調整累計額

その他の

包括利益

累計額合計

当期首残高

7,273

219

34,648

△2,291

39,850

414

19,203

579,602

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

 

 

△388

会計方針の変更を反映した当期首残高

7,273

219

34,648

△2,291

39,850

414

19,203

579,213

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

△13,908

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

54,307

新規連結による変動額

 

 

 

 

 

 

 

2

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

△10,002

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

138

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

△1,504

392

55,906

1,822

56,617

△73

2,240

58,783

当期変動額合計

△1,504

392

55,906

1,822

56,617

△73

2,240

89,321

当期末残高

5,769

611

90,555

△468

96,467

341

21,443

668,534

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前当期純利益

58,697

77,997

 

減価償却費

59,003

65,456

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

△29

9

 

投資有価証券売却損益(△は益)

△563

△2,614

 

訴訟関連損失

4,296

1,819

 

減損損失

1,569

1,385

 

固定資産廃棄損

1,183

450

 

為替差損益(△は益)

△2,610

△2,777

 

受取利息及び受取配当金

△694

△1,165

 

支払利息

1,627

1,457

 

売上債権の増減額(△は増加)

△13,437

△12,500

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

△17,537

△54,716

 

仕入債務の増減額(△は減少)

12,244

691

 

賞与引当金の増減額(△は減少)

858

632

 

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

2,273

678

 

退職給付に係る資産の増減額(△は増加)

△624

664

 

その他

10,899

△4,771

 

小計

117,157

72,696

 

利息及び配当金の受取額

833

1,246

 

利息の支払額

△1,537

△1,186

 

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

△14,127

△19,453

 

訴訟関連損失の支払額

△24,104

△1,575

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

78,221

51,727

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

定期預金の純増減額(△は増加)

△150

3,350

 

有価証券の純増減額(△は増加)

6,000

-

 

投資有価証券の売却及び償還による収入

1,647

3,336

 

有形及び無形固定資産の取得による支出

△68,408

△71,635

 

有形及び無形固定資産の除去による支出

△1,774

△1,022

 

有形及び無形固定資産の売却による収入

92

613

 

その他

△3,000

△3,266

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△65,595

△68,624

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

コマーシャル・ペーパーの純増減額
(△は減少)

△20,000

10,000

 

長期借入れによる収入

6,212

49,375

 

長期借入金の返済による支出

△29

△55,013

 

社債の発行による収入

-

10,000

 

社債の償還による支出

△20,000

-

 

自己株式の取得による支出

△2

△10,002

 

自己株式の売却による収入

82

0

 

配当金の支払額

△13,414

△13,908

 

非支配株主からの払込みによる収入

1,820

502

 

非支配株主への配当金の支払額

△220

△708

 

その他

△1,894

△2,297

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△47,447

△12,053

現金及び現金同等物に係る換算差額

4,224

4,943

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△30,596

△24,006

現金及び現金同等物の期首残高

182,084

151,487

新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額

-

136

現金及び現金同等物の期末残高

151,487

127,616

 

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(会計方針の変更)

(収益認識に関する会計基準等の適用)

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財またはサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財またはサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしています。

収益認識会計基準等の適用による主な変更点は以下のとおりです。

(1)買戻義務を負っている有償支給取引において、支給品の消滅を認識しない方法に変更するとともに、有償支給先から受け取った対価については有償支給取引に係る負債を認識する方法に変更しています。

(2)顧客との契約における対価に変動対価が含まれている場合には、変動対価の額に関する不確実性が事後的に解消される際に、解消される時点までに計上された収益の著しい減額が発生しない可能性が高い部分に限り、変動対価を取引価格に含めています。また、従来は一部の変動対価を販売費及び一般管理費として表示していましたが、売上高から控除して表示する方法に変更しています。

(3)商品または製品の提供における役割が代理人に該当する取引について、従来は、顧客から受け取る対価の総額を収益として認識していましたが、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識する方法に変更しています。

収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しています。

この結果、当連結会計年度の売上高は4,651百万円減少しています。連結財務諸表のその他の項目に与える影響及び1株当たり情報に与える影響は軽微です。また、利益剰余金の当期首残高は388百万円減少しています。

収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手形及び売掛金」は、当連結会計年度から「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することとしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っていません。

 

(時価の算定に関する会計基準等の適用)

「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしています。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。

 

(米国リースに関する会計基準の適用)

米国会計基準を適用する海外関係会社において、「リース」(ASC第842号)を当連結会計年度から適用し、ASC第840号におけるオペレーティング・リース(借手)については、原則として全てのリースを連結貸借対照表に資産及び負債として計上することとしています。当該会計基準の適用については、経過的な取扱いに従って累積的影響額を適用開始日に認識する方法を採用しています。

この結果、当連結会計年度の連結貸借対照表において、有形固定資産のその他10,731百万円、流動負債のその他2,059百万円及び固定負債のその他9,206百万円が増加しています。

 

(表示方法の変更)

(連結損益計算書関係)

前連結会計年度において、「営業外収益」の「その他」に含めていた「投資事業組合運用益」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度から独立掲記することとしています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っています。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「その他」に表示していた1,482百万円は、「投資事業組合運用益」79百万円、「その他」1,403百万円として組み替えています。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

前連結会計年度において、独立掲記していた「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「投資有価証券の取得による支出」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度から「その他」に含めて表示しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っています。

この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「投資有価証券の取得による支出」に表示していた△88百万円及び「その他」に表示していた△2,912百万円は、「その他」△3,000百万円として組み替えています。

 

(セグメント情報等)

 (セグメント情報)

1 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

当社は、カンパニー制を導入しており、各カンパニーは取り扱う製品等について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しています。また、子会社のうち、クラレトレーディング株式会社は、当社グループ製品の加工販売や他社製品の取り扱いを含め、独自に企画・販売する事業を主体的に行っています。

したがって、当社グループは、カンパニーを基礎とした製品別のセグメントと、トレーディングセグメントで構成されており、「ビニルアセテート」、「イソプレン」、「機能材料」、「繊維」及び「トレーディング」の5つを報告セグメントとしています。

「ビニルアセテート」は、ポバール、PVB、<エバール>等の機能樹脂、フィルムを生産・販売しています。「イソプレン」は、熱可塑性エラストマー<セプトン>、イソプレン関連製品、<ジェネスタ>を生産・販売しています。「機能材料」は、メタクリル樹脂、メディカル関連製品、炭素材料等を生産・販売しています。「繊維」は、合成繊維、人工皮革<クラリーノ>、不織布等を生産・販売しています。「トレーディング」は、合成繊維、人工皮革等を加工・販売している他、その他の当社グループ製品及び他社製品の企画・販売を行っています。

 

(報告セグメントの変更に関する事項)

組織改定に伴い、当連結会計年度から、アクア事業のセグメント区分を、「その他」から「機能材料」に変更しました。なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成しています。

 

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と同一です。セグメントの利益は、営業利益であり、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいています。

 

(報告セグメントの売上高、利益及び資産の測定方法の変更)

「会計方針の変更」に記載のとおり、当連結会計年度から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの売上高及び利益の測定方法を同様に変更しています。

当該変更により、従来の方法に比べて、当連結会計年度の外部顧客への売上高について、「ビニルアセテート」において35,854百万円増加、「イソプレン」において10,340百万円増加、「機能材料」において20,229百万円増加、「繊維」において10,889百万円増加、「トレーディング」において82,536百万円減少、「その他」において570百万円増加しています。

また、セグメント間の内部売上高又は振替高について、「ビニルアセテート」において37,055百万円減少、「イソプレン」において11,612百万円減少、「機能材料」において20,438百万円減少、「繊維」において11,808百万円減少、「トレーディング」において2,448百万円減少、「その他」において844百万円減少し、調整額は84,208百万円増加しています。

当該変更による、セグメント利益及びセグメント資産への影響は軽微です。

また、当連結会計年度から米国の海外関係会社において「リース」(ASC第842号)を適用しています。これにより、ASC第840号におけるオペレーティング・リース(借手)については、適用開始日に使用権資産を認識しています。

加えて、当連結会計年度から、一部の内部取引利益の消去について、各セグメント及び全社への配分方法を変更しています。なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の配分方法に基づき作成しています。

 

3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日  至 2021年12月31日)                            (単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

(注)4

(注)5

連結
財務諸表
計上額

(注)3

ビニルアセテート

イソプレン

機能材料

繊維

トレーディング

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

254,814

31,994

119,397

46,023

141,306

593,536

35,834

629,370

629,370

セグメント間の内部売上高又は振替高

49,875

29,946

22,969

15,058

2,721

120,571

8,493

129,064

△129,064

304,690

61,940

142,366

61,082

144,027

714,108

44,327

758,435

△129,064

629,370

セグメント利益

58,255

6,080

8,673

5,608

4,842

83,460

1,206

84,666

△12,409

72,256

セグメント資産

424,726

125,446

230,645

77,188

50,320

908,327

44,839

953,166

137,847

1,091,014

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費
(のれん以外)

32,618

2,487

11,573

4,300

86

51,066

1,083

52,150

3,194

55,344

減損損失

10

78

88

88

1,481

1,569

のれんの償却額

1,290

2,368

3,659

3,659

3,659

のれんの当期末残高

14,764

37,870

52,635

52,635

52,635

持分法適用会社への投資額

2,967

2,967

2,967

2,967

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

20,301

14,665

17,272

5,711

555

58,507

1,262

59,769

6,177

65,947

 

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、エンジニアリング事業等を含んでいます。

2.セグメント利益の調整額△12,409百万円には、内部取引消去△218百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△12,191百万円を含んでいます。全社費用の主なものは、提出会社の基礎研究費です。

3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整しています。

4.セグメント資産の調整額137,847百万円には、内部取引消去△39,170百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産177,018百万円を含んでいます。なお、全社資産の主なものは、提出会社の余資運用資金、長期投資資金、基礎研究・本社管理部門に係わる資産です。

5. 減損損失の調整額1,481百万円は、全社資産に係る減損損失です。

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)                            (単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

(注)4

連結
財務諸表
計上額

(注)3

ビニルアセテート

イソプレン

機能材料

繊維

トレーディング

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

371,214

52,449

170,329

63,102

57,155

714,252

42,124

756,376

756,376

セグメント間の内部売上高又は振替高

14,130

13,186

3,730

3,756

1,689

36,493

9,927

46,420

△46,420

385,345

65,635

174,059

66,859

58,844

750,745

52,051

802,796

△46,420

756,376

セグメント利益

77,547

4,270

8,574

6,736

5,121

102,251

2,679

104,931

△17,792

87,139

セグメント資産

487,392

158,821

284,016

82,638

51,058

1,063,926

51,246

1,115,173

106,360

1,221,533

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費
(のれん以外)

35,769

2,768

13,249

4,709

187

56,683

1,111

57,794

3,343

61,138

減損損失

1,036

291

18

1,346

1,346

39

1,385

のれんの償却額

1,508

2,809

4,318

4,318

4,318

のれんの当期末残高

15,272

40,786

56,058

56,058

56,058

持分法適用会社への投資額

3,298

3,298

3,298

3,298

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

(注)5

22,303

13,978

24,981

4,879

219

66,362

934

67,297

5,302

72,599

 

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、エンジニアリング事業等を含んでいます。

2.セグメント利益の調整額△17,792百万円には、内部取引消去△1,887百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△15,904百万円を含んでいます。全社費用の主なものは、提出会社の基礎研究費です。

3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整しています。

4.セグメント資産の調整額106,360百万円には、内部取引消去△47,242百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産153,602百万円を含んでいます。なお、全社資産の主なものは、提出会社の余資運用資金、長期投資資金、基礎研究・本社管理部門に係わる資産です。

5.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、「リース」(ASC第842号)の適用による増加額は含めていません。

 

 (関連情報)

前連結会計年度(自  2021年1月1日  至  2021年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報                                                     (単位:百万円)

 

ビニル
アセテート

イソプレン

機能材料

繊維

その他

合計

外部顧客への売上高

301,055

60,562

142,172

84,015

41,565

629,370

 

(注) 各セグメントの主な製品は以下のとおりです。

ビニルアセテート:ポバール樹脂・フィルム、PVB樹脂・フィルム、<エバール>樹脂、他

イソプレン   :熱可塑性エラストマー<セプトン>、イソプレン、耐熱性ポリアミド樹脂<ジェネスタ>、他

機能材料    :メタクリル樹脂、メディカル製品、炭素材料、アクア事業、他

繊維      :ビニロン、人工皮革<クラリーノ>、乾式不織布<クラフレックス>、

面ファスナー<マジックテープ>、ポリエステル、他

その他     :エンジニアリング事業、他

 

「セグメント情報 1 報告セグメントの概要」にて記載のとおり、当連結会計年度よりアクア事業を「その他」セグメントから「機能材料」セグメントに含めて記載する方法に変更したため、前連結会計年度の数値は変更後のセグメント区分で記載しています。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高                                                                      (単位:百万円)

日本

米国

中国

欧州

アジア

その他の地域

合計

170,532

116,400

86,774

148,405

77,528

29,729

629,370

 

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。

(2)有形固定資産                                    (単位:百万円)

日本

米国

タイ

その他海外

合計

185,489

124,469

62,640

82,667

455,266

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

連結損益計算書の売上高の10%以上を占める単一の外部顧客が存在しないため、記載していません。

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報                                                     (単位:百万円)

 

ビニル
アセテート

イソプレン

機能材料

繊維

その他

合計

外部顧客への売上高

378,334

64,847

172,838

93,484

46,871

756,376

 

(注) 各セグメントの主な製品は以下のとおりです。

ビニルアセテート:ポバール樹脂・フィルム、PVB樹脂・フィルム、<エバール>樹脂、他

イソプレン   :熱可塑性エラストマー<セプトン>、イソプレン、耐熱性ポリアミド樹脂<ジェネスタ>、他

機能材料    :メタクリル樹脂、メディカル製品、炭素材料、アクア事業、他

繊維      :ビニロン、人工皮革<クラリーノ>、乾式不織布<クラフレックス>、

面ファスナー<マジックテープ>、ポリエステル、他

その他     :エンジニアリング事業、他

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高                                                                      (単位:百万円)

日本

米国

中国

欧州

アジア

その他の地域

合計

178,774

164,673

90,028

193,938

84,974

43,987

756,376

 

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。

(2)有形固定資産                                    (単位:百万円)

日本

米国

タイ

その他海外

合計

187,974

156,214

79,722

88,650

512,562

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

連結損益計算書の売上高の10%以上を占める単一の外部顧客が存在しないため、記載していません。

 

(報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報)

前連結会計年度(自  2021年1月1日  至  2021年12月31日)

  セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しています。

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

  セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しています。

 

(報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報)

前連結会計年度(自  2021年1月1日  至  2021年12月31日)

  セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しています。

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

  セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しています。

 

(報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報)

前連結会計年度(自  2021年1月1日  至  2021年12月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

該当事項はありません。

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自  2021年1月1日

  至  2021年12月31日)

当連結会計年度

(自  2022年1月1日

  至  2022年12月31日)

1株当たり純資産額

1,627.84円

1,932.37円

1株当たり当期純利益

108.32円

161.13円

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

108.23円

161.00円

 

(注) 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自  2021年1月1日

  至  2021年12月31日)

当連結会計年度

(自  2022年1月1日

  至  2022年12月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

37,262

54,307

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益(百万円)

37,262

54,307

普通株式の期中平均株式数(千株)

343,987

337,050

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)

普通株式増加数(千株)

295

266

(うち新株予約権)(千株)

(295)

(266)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要

 

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。