当事業年度は、2021年初頭より夏季にかけて新型コロナウイルス感染症再拡大に伴うまん延防止等重点措置や度重なる緊急事態宣言が発出され、経済活動は停滞しました。
フィッシング事業に関しては、引き続き3密を避けられるアクティビティとして、釣りに対する注目が高い状態であったことに加え、天候が比較的安定したこと等により、販売は好調に推移しました。一方、アウトドア事業に関しては、夏季における新型コロナウイルスの第5波に係る感染急拡大の影響により、都市部の店舗を中心にアウトドア衣料の販売が低迷し、特に8月後半から9月にかけて売上高が著しく低下しました。10月以降の販売は、感染の急減とともに回復を示したものの、第5波の影響による販売減少を補うには至らず、前回発表の業績予想を下回る見込みであります。
これらにより、通期の業績予想につきましては、売上高29億51百万円(前回予想比1億56百万円減)、営業損失は26百万円(前回予想 営業利益26百万円)、経常損失は14百万円(前回予想 経常利益38百万円)、当期純損失は9百万円(前回予想 当期純利益0百万円)となる見通しであります。
※業績予想につきましては、本資料の発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。