最終更新日:2021年1月13日 |
M-リネットジャパン |
代表取締役社長 黒田武志 |
問合せ先:管理本部 副本部長 村井 克至 |
証券コード:3556 |
https://corp.renet.jp |
当社のコーポレート・ガバナンスの状況は以下のとおりです。 |
Ⅰコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成、企業属性その他の基本情報
1.基本的な考え方
当社は、企業価値の持続的な成長を実現し、社会に貢献することを経営の基本方針としております。当該経営の基本方針に従い、コーポレート・ガバナンスを経営の最重要課題の一つとして、経営の効率化、健全化に努めるとともに、取締役会の意思決定の迅速化及び業務執行の監督機能の強化を図り、株主、投資家へのタイムリーな情報開示に努めることにより、経営の透明性を高めることに取り組んでまいります。
【コーポレートガバナンス・コードの各原則を実施しない理由】
当社はコーポレートガバナンス・コードの基本原則を全て実施いたします。
【大株主の状況】

黒田 武志 | 2,374,500 | 20.43 |
合同会社TKコーポレーション | 495,000 | 4.25 |
株式会社SBI証券 | 460,500 | 3.96 |
丸本 桂三 | 454,400 | 3.91 |
株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 335,400 | 2.88 |
株式会社日本カストディ銀行(証券投資信託口) | 236,600 | 2.03 |
豊田通商株式会社 | 221,500 | 1.90 |
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE - AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 173,290 | 1.49 |
鈴木 春美 | 160,000 | 1.37 |
野村信託銀行株式会社(投信口) | 140,400 | 1.20 |
補足説明
2021年1月4日付で公衆の縦覧に供されている変更報告書において、当社代表取締役である黒田武志が、2020年12月22日現在で以下の株式を所有している旨が記載されております。
変更報告書の内容は以下の通りであります。
大量保有者 黒田武志
住所 名古屋市千種区
保有株式等の数 株式 2,950,000株
株券等保有割合 24.19%
3.企業属性
東京 マザーズ |
9 月 |
小売業 |
100人以上500人未満 |
100億円未満 |
10社以上50社未満 |
4.支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針
―――
5.その他コーポレート・ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情
該当事項はありません。
Ⅱ経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状況
※ 会社との関係についての選択項目
※ 本人が各項目に「現在・最近」において該当している場合は「○」、「過去」に該当している場合は「△」
※ 近親者が各項目に「現在・最近」において該当している場合は「●」、「過去」に該当している場合は「▲」
a | 上場会社又はその子会社の業務執行者 |
b | 上場会社の親会社の業務執行者又は非業務執行取締役 |
c | 上場会社の兄弟会社の業務執行者 |
d | 上場会社を主要な取引先とする者又はその業務執行者 |
e | 上場会社の主要な取引先又はその業務執行者 |
f | 上場会社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家、法律専門家 |
g | 上場会社の主要株主(当該主要株主が法人である場合には、当該法人の業務執行者) |
h | 上場会社の取引先(d、e及びfのいずれにも該当しないもの)の業務執行者(本人のみ) |
i | 社外役員の相互就任の関係にある先の業務執行者(本人のみ) |
j | 上場会社が寄付を行っている先の業務執行者(本人のみ) |
k | その他 |
会社との関係(2)
高橋 義孝 | ○ | ――― | 同氏の各分野における豊富な経験と幅広い見識に基づき、的確な助言を頂くことで、当社の経営体制をさらに強化できるものと判断し、社外取締役として選任しております。また、当社が株式を上場する金融商品取引所に定める一般株主と利益相反の生じるおそれがあるとされる事項に該当しておらず、独立性を有していることから、独立役員として指定しております。 |
監査役、会計監査人、内部監査部門の連携状況
内部監査担当者は、内部統制の有効性の確認及び通常業務の遂行状況について監査を行っており、その実施については、当社の監査役及び監査役会と連携して計画的に進めております。また、内部監査担当者が監査により知り得た情報や内部監査報告書は、確実に監査役に報告される体制になっております。監査役並びに内部監査担当者は会計監査人と必要に応じて随時打合せを行い、情報の共有化を図りながら、相互の連携を高めております。
会社との関係(1)
原 陽年 | 他の会社の出身者 | | | | | | | | | | | | | |
中井 英一 | 他の会社の出身者 | | | | | | | | | | | | | |
※ 会社との関係についての選択項目
※ 本人が各項目に「現在・最近」において該当している場合は「○」、「過去」に該当している場合は「△」
※ 近親者が各項目に「現在・最近」において該当している場合は「●」、「過去」に該当している場合は「▲」
a | 上場会社又はその子会社の業務執行者 |
b | 上場会社又はその子会社の非業務執行取締役又は会計参与 |
c | 上場会社の親会社の業務執行者又は非業務執行取締役 |
d | 上場会社の親会社の監査役 |
e | 上場会社の兄弟会社の業務執行者 |
f | 上場会社を主要な取引先とする者又はその業務執行者 |
g | 上場会社の主要な取引先又はその業務執行者 |
h | 上場会社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家、法律専門家 |
i | 上場会社の主要株主(当該主要株主が法人である場合には、当該法人の業務執行者) |
j | 上場会社の取引先(f、g及びhのいずれにも該当しないもの)の業務執行者(本人のみ) |
k | 社外役員の相互就任の関係にある先の業務執行者(本人のみ) |
l | 上場会社が寄付を行っている先の業務執行者(本人のみ) |
m | その他 |
会社との関係(2)
原 陽年 | ○ | ――― | 同氏の公認会計士としての視点から、また、他社における業務執行者及び監査役としての豊富な経験と幅広い見識から、当社の経営全般に関する監督と助言を頂くことで、当社の経営体制をさらに強化できるものと判断し、社外監査役として選任しております。また、当社が株式を上場する金融商品取引所に定める一般株主と利益相反の生じるおそれがあるとされる事項に該当しておらず、独立性を有していることから、独立役員として指定しております。 |
中井 英一 | | ――― | 同氏の他社における業務執行者および取締役としての豊富な経験と各分野における幅広い見識から、当社の経営全般に関する監督と助言を頂くことで、当社の経営体制をさらに強化できるものと判断し、社外監査役として選任しております。 |
その他独立役員に関する事項
社外監査役は、様々な分野に関する豊富な知識、経験を有する者から選任し、中立的・客観的な視点から監査を行うことにより、経営の健全性と透明性を確保するものとし、新たな監査役の選任においては、その目的に適うよう、独立性確保に留意しております。
該当項目に関する補足説明
当社は、業績向上に対する意欲や士気を高めるとともに企業価値の向上を意識した経営を推進することを目的にストックオプション制度を導入いたしました。
社内取締役、社外取締役、社内監査役、社外監査役、従業員 |
該当項目に関する補足説明
報酬の総額が1億円以上である者が存在しないため、報酬の個別開示は行っておりません。取締役及び監査役の報酬は、それぞれ役員区分ごとの総額にて開示しております。
報酬の額又はその算定方法の決定方針の開示内容
取締役の報酬等につきましては、株主総会で決議された報酬限度額の範囲以内で、個々の取締役の職責及び実績等を勘案し、取締役会の決議によって決定することとしております。
【社外取締役(社外監査役)のサポート体制】
専従スタッフはおりませんが、管理本部において適時対応し、取締役会の開催に際しては付議議案に係る資料の事前配付もしくは事前説明を行っております。
2.業務執行、監査・監督、指名、報酬決定等の機能に係る事項(現状のコーポレート・ガバナンス体制の概要)
(現状の体制の概要)
当社は、取締役会、監査役会を設置しております。
取締役会は取締役4名(うち社外取締役1名)で構成され、毎月1回の定例開催に加え、必要に応じて随時開催し、経営に関する重要な事項等の意思決定及び業務執行の監督を行っております。また、監査役会は取締役の業務執行の監査を行うため、監査役3名(うち社外監査役2名)で構成され、定期に開催するほか必要に応じて随時開催し、監査役の監査結果について報告し、監査方針、監査計画等を審議し決定しております。
(取締役の業務執行及び監査・監督の方法)
当社における取締役の業務執行及び監査・監督の方法につきましては、コンプライアンス、コーポレート・ガバナンス重視の観点から、取締役会規程、職務権限規程等に準拠して、慎重に討議・検討されております。また、内容の不詳・不備な点などは審議する事案の妥当性・正当性の監査・監督の面から、当社顧問弁護士、会計監査人、顧問税理士などから専門的なチェック・意見を受けて、しかる後に取締役会において審議・決議がなされる方法をとっております。
また、取締役候補者の選定や取締役の報酬決定についての機能・会社機関は、同様に事前に具体的な内容が議長(代表取締役社長)から提示され、各取締役の協議がなされ、決定する方法をとっております。
(内部監査及び監査役監査、会計監査の状況)
(1)内部監査
監査部門として管理本部に内部監査担当者(2名)を設置しております。また内部監査担当者は社長の直接の指示に従い内部監査業務を行っております。
(2)監査役監査
監査役監査については、監査役は常勤・非常勤に関わらず取締役会、経営会議など重要な会議に出席し、監査役会においては、事業部門及び管理部門の長から業務の遂行状況についてヒアリングを行うなど、取締役の職務執行を十分に監視できる体制となっております。監査役は、会計監査人又は内部監査担当者と必要に応じて随時打ち合わせを行い、情報の共有化を図りながら、相互の連携を高めておりま
す。
(3)会計監査
会計監査については三優監査法人を選任しております。当社は、監査に必要な書類・データ等を可能な範囲ですべて提供するとともに適正な監査ができる環境を整備し、同監査人は、十分な期間と内容を持った監査を実施しております。
業務を執行した公認会計士の氏名 林寛尚、八代英明、吉川雄城
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士3名、その他8名であります。
(監査役の機能強化に関する取組状況)
監査役の機能強化に関する取組状況につきましては、1.機関構成・組織運営等に係る事項 【監査役関係】 「監査役、会計監査人、内部監査部門の連携状況」及び「社外監査役の選任状況」に記載のとおりであります。
(独立役員の確保の状況)
当社社外取締役である高橋義孝氏、当社社外監査役である原陽年氏を独立役員に指定しております。同氏は一般株主と利益相反が生じるおそれがなく、また経営の監視において経営陣からの独立性が十分に確保できると判断したため、独立役員に指定いたしました。
3.現状のコーポレート・ガバナンス体制を選択している理由
重要な経営事項に関しては、定例又は臨時の取締役会において、代表取締役、取締役、監査役が出席の上でその内容を協議・検討しております。協議・検討にあたって出席取締役は業務全般について相互に意見を交わし、執行状況を把握しており、結果、法令の要求(代表取締役及び取締役の業務の執行状況の相互監督・監視機能)を満たしているものと判断しております。
1.株主総会の活性化及び議決権行使の円滑化に向けての取組み状況
株主への株主総会発送通知については、早期発送に向けて努めております。 |
当社は9月決算であり、株主総会は12月に開催しておりますので、集中日には該当いたしません。 |
インターネットによる議決権行使を可能にしております。 |
現状具体的な検討は行っておりませんが、今後、必要性を勘案の上、検討してまいります。 |
当社ホームページにディスクロージャーポリシーを掲載する予定であります。 | |
現状具体的な検討は行っておりませんが、今後、株主構成等を考慮しながら検討してまいります。 | なし |
有価証券報告書又は四半期報告書、決算短信、決算説明会資料、株主総会招集通知等の開示資料の掲載を予定しております。 | |
コンプライアンス規程、コンプライアンス・マニュアルにおいて、ステークホルダーに対する責任について規定し、全従業員への周知を図っております。 |
「スマイル・エコ・プログラム」として、当社ネットリユース事業における宅配買取の際に少額のエコ募金を組み合わせたサービスを行っており、社会貢献活動を積極的に行っています。 |
金融商品取引法で要求されている財務報告のみならず、幅広いディスクロージャーの信頼性と透明性についても、良好な内部統制の枠組みの下で、株主・投資家をはじめとするあらゆるステークホルダーに対する迅速かつ正確な情報開示と説明責任を果たすことに努める方針です。 |
1.内部統制システムに関する基本的な考え方及びその整備状況
当社は業務の適正性を確保するための体制として、平成23年7月22日の取締役会にて、「内部統制構築の基本方針」を定める決議を行っており、現在その方針に基づき内部統制システムの運用を行っております。その概要は以下のとおりであります。
a 取締役、使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
(a)役職員の職務の執行が、法令及び定款に適合することを確保するため、「企業憲章」を制定し、役職員はこれを遵守することとしております。具体的には、朝礼での唱和を実践し経営理念の周知徹底をはかっております。
(b)取締役会規程を始めとする社内諸規程を制定し、業務を遂行しております。
(c)管理本部をコンプライアンスの統括部署として、コンプライアンス委員会と連携の上、役職員に対する適切な研修体制の構築に努めております。なお、コンプライアンス委員会は、コンプライアンス規程に基づき社長を委員長とし、常勤取締役、執行役員を委員として構成しており、年2回、各部門の法令順守の状況や社内の啓蒙活動などコンプライアンス体制の充実に向けた意見の交換を行っております。その他、月次の全体会議においても、適時コンプライアンスに関する啓蒙を行っております。
(d)役職員の職務執行の適切性を確保するために、管理本部内に内部監査人を選任し、内部監査規程に基づき内部監査を実施し、管理本部の内部監査はリユース事業部責任者が内部監査を実施しております。また、管理本部及びリユース事業部責任者は必要に応じて監査役並びに監査法人と情報交換し、効率的な内部監査を実施しております。具体的には、四半期ごとに年4回及び必要に応じて情報交換を実施しております。
(e)反社会的勢力を断固として排除する姿勢を明確に宣言し、役職員にそれを徹底しております。具体的には、リネットジャパングループ企業憲章で宣言し、反社会的勢力対応規程、反社会的勢力対応マニュアル及び取引先の属性チェックに関するマニュアルを定め運用を行っております。
b 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
(a)取締役会議事録、その他重要な書類等の取締役の職務執行に係る情報の取扱いは文書管理規程等の社内規程に基づき、文書又は電磁的媒体に記録し、適切に保存管理しております。
(b)文書管理部署の管理本部は、取締役及び監査役の閲覧請求に対して、何時でもこれらの文書を閲覧に供するものとしております。
c 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
当社は、取締役会がリスク管理体制を構築する責任と権限を有し、これに従いリスク管理に係るリスク管理規程を制定し、多様なリスクを可能な限り未然に防止し、危機発生時には企業価値の毀損を極小化するための体制を整備しております。具体的には、リスク管理規程に基づき、代表取締役社長を委員長、常勤取締役および執行役員を委員として構成するリスク管理委員会を年2回開催しており、業務担当取締役が統括して、事業を取り巻く様々なリスクに対して各部門の対応状況等の確認を行い、リスク管理の徹底をはかっております。
d 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(a)定例取締役会を毎月1回開催するほか、機動的に意思決定を行うため、臨時取締役会を開催するものとし、適切な職務執行が行える体制を確保しております。
(b)取締役会のもとに執行役員会を設置し、取締役会の意思決定に資するために、取締役会付議事項の事前検討を行うとともに、取締役会で決定した方針及び計画に基づき、取締役会の指示、意思決定を執行役員に伝達しております。また、社長は執行役員に経営の現状を説明し、各執行役員は各部門の業務執行状況を報告するとともに担当部署の多様なリスクを可能な限り未然に防止するように情報の共有と検討を行っております。
(c)日常の職務の執行において、取締役会の決定に基づく職務の執行を効率的に行うために職務分掌規程、職務権限規程等の社内諸規程に基づき、権限の委譲を行い、各レベルの責任者が意思決定のルールに従い業務を分担しております。
e 当社並びにその子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
(a)「企業憲章」、「経営理念」、「行動指針」をグループ各社で共有し、企業価値の向上と業務の適正を確保しております。
(b)内部監査による業務監査により、グループ会社各社の業務全般にわたる職務執行の適切性を確保しております。
(c)グループ会社各社に取締役及び監査役を派遣し、内部牽制と不正行為の抑止を図る体制を確保しております。
f 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項及びその使用人の取締役からの独立性に関する事項
(a)監査役の職務を補助すべき使用人は、必要に応じてその人員を確保しております。
(b)当該使用人が監査役の職務を補助すべき期間中の指揮権は、監査役に委嘱されたものとして、取締役の指揮命令は受けないものとし、その期間中の当該使用人の人事評価については監査役に委嘱されたものとしております。
g 取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他監査役への報告に関する体制
(a)取締役及び使用人は、監査役会の定めに従い、各監査役の要請に応じて必要な報告及び情報提供を行います。
(b)監査役への報告・情報提供は、適時監査役の指定する方法で行います。
h その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(a)代表取締役、管理本部及びリユース事業部は、監査役と定期的に意見交換を行います。
(b)監査役は、取締役会を始め、執行役員会等の重要な会議体に出席することにより、重要な報告を受ける体制としております。
(c)監査役会は定期的に監査法人から監査の状況報告を受けることにより監査環境を整備し監査の有効性、効率性を高めております。
2.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況
当社は、コンプライアンスを実践するために、「リネットジャパングループ企業憲章」の中で「私たちは、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体とは断固として対決します。」と定めております。
これらを受け、当社は主要な会議体(全体会議等)や各部署での朝礼などの機会を利用し、定期的に、その内容の周知徹底を図っております。
また、暴力追放愛知県民会議に賛助会員として加入し、不当要求防止責任者講習を受講しております。社内的には、警察OBを顧問として招聘し、情報収集の強化を図り、社内での情報共有をしております。なお、所轄警察署や暴力追放愛知県民会議との関係を強化するべく、反社会的勢力管理体制の総括責任者を選任・配置しております。
当社における反社会的勢力排除体制としましては、「反社会的勢力対応規程」、「反社会的勢力対応マニュアル」及び「取引先の属性チェックに関するマニュアル」を制定し、管理本部を所管部署として運用を行っております。
具体的には、新規取引先については、担当者からの調査表、外部調査機関等を用いて情報収集を行い「取引先調査票」を作成して、事前にチェックを行っております。継続取引先については毎年調査を行っており、また、取引先との間で締結する「基本契約書」では、取引先が反社会的勢力であることが判明した場合には、契約を解除できる旨の反社会的勢力排除の条項を盛り込んでおります。
2.その他コーポレート・ガバナンス体制等に関する事項
適時開示体制の整備に向けた取組み
当社は、情報開示については「リネットジャパングループ企業憲章」でも「私たちは、社会に開かれた企業として、株主はもとより、広く社会とのコミュニケーションを積極的に行い、企業経営全般にわたる情報を適時適切に開示します。」と宣言しており、会社情報の適時適切な開示を実施するため、迅速、正確な開示を行う体制整備に努めております。
(a)適時開示の責任者及び担当部署の整備
適時開示の管理責任者として管理本部責任者を「情報管理責任者」と定め、担当部署を管理本部としております。
(b)社員教育
上場に向けて、当社グループの役職員に対して、適時開示の対象となる重要事実についての周知徹底を目的とした研修等を開催してまいります。
(c)適時開示の手続き
上場後は、管理本部が社内各部門及びグループ会社から報告を受け、管理本部でチェックを受けた後、情報管理責任者の判断で取締役会に上程することとなっております。取締役会で承認を経た後は、適時開示規則等に則り、情報取扱責任者が速やかに貴取引所へ開示することとしております。会社情報の取扱いについては、「インサイダー情報管理規程」を定め、該当部署以外には情報漏洩をしないように細心の注意を払っております。