売上高につきましては、前回発表予想どおりの進捗であり見通しの修正はありません。
営業利益につきましては、第3四半期より自動車関連資材に回復の兆しが見えてきた産業機材事業、新規M&A会社が業績寄与した人とみらい開発事業、新型コロナウイルス禍における巣ごもり需要を取り込んだ生活流通事業、加えて全体的な経費減もあり前回予想を上回る見通しです。
また、本年5月に資本業務提携を行った株式会社フジコーについて、業務提携が進展し当社グループにおける重要性が増してきたことから、2020 年11 月期末において持分法適用関連会社とすることといたしました。その際に発生する負ののれんが営業外収益に計上されることから、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を大幅に上回る見通しとなりました。
当社グループは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ2020 年7月10 日の第2四半期決算発表時に開示した業績予想において、当初予想からの引き下げを行い、以後、多様化したグループ事業によるリスク分散と各々の経営環境への対応に取り組んでまいりました。足元の業績進捗と市場動向を鑑みて、上記のとおり通期業績予想を上方修正することと致しました。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後々な要因によって異なる結果となる可能性があります。