![]() 2021年3月期
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1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
2020年3月期第1四半期 101百万円 調整後親会社株主に帰属する四半期純利益 2021年3月期第1四半期 △58百万円 2020年3月期第1四半期 66百万円 (注)当社は、当社の重要な子会社であるアイペット損害保険株式会社(以下、アイペット)に関して、普通責任準備 金を未経過保険料方式により算定し、異常危険準備金繰入額の影響を排除した利益(調整後利益)を、損益実態を把握する上で有用な指標としております。参考では、調整後利益に基づく連結業績を開示しております。 (2)連結財政状態
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2.配当の状況
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: なお、以上の状況に加え、当社の業績を示す重要な指標として、Net Asset Valueの状況を決算補足説明資料に開示しておりますので、あわせてご参照下さい。 |
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: なお、現時点で将来の業績を予想するのに有用と思われる情報を、新型コロナウイルス感染症の影響も踏まえ、4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」に記載しておりますので、ご参照下さい。 |
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
(4)発行済株式数(普通株式)
※四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です ※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 ・調整後利益に関する説明 損害保険会社は、保険業法施行規則第70条1項1号に基づき、未経過保険料残高と初年度収支残高の大きい方を責任準備金として負債計上し、当事業年度の残高と前事業年度の残高の差分を繰入額として当事業年度に費用計上します。 アイペットでは、現状、財務会計上は初年度収支残高によっていますが、当社ではアイペットの損益実態を把握する指標として未経過保険料方式による損益を重要視しております。その理由として、未経過保険料方式により算定された利益は、発生主義による利益と同額となるため、期間比較が可能となり経営実態を適切に反映していると考えております。一方で、初年度収支残方式は、収支相当の原則に立脚しており、当事業年度に係る保険料から保険金、事業費を差し引いた残額が、翌事業年度以降の保険金支払い等の原資になるという考え方であり、初年度収支残方式により算出された利益は、発生主義による利益とならないことから期間比較が出来ないと考えております。 また、上場企業のうち、初年度収支残方式に基づく損害保険会社が存在しないため、損害保険会社を企業集団にもつ競合他社との比較の観点からも、投資家が当社の業績を評価する上で有用な情報として未経過保険料方式により算定された利益が、投資家に有用と考えております。 異常危険準備金は、異常災害による損害の填補に備えるため、収入保険料の一定割合を毎期積み立てる責任準備金の一種であり、大蔵省告示第232号第2条の別表で記載されている損害率を超える場合に、その損害率を超える部分に相当する金額を取崩すこととされています。アイペットは損害率が基準よりも低いため、収入保険料に3.2%を乗じた金額を毎期積み立てております。 そのため、アイペットにつきまして、未経過保険料方式に異常危険準備金を加味した利益が、アイペットの経営実態を把握する上で有用な指標と考えており、それを基礎とした連結業績(調整後利益)は、投資家が当社の業績を判断する上で有用な情報と考えております。 |